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1997年三田会卒業25周年記念大学奨学金

私たち1997年三田会(138三田会)は、2022年3月に卒業25周年を迎えます。
慶應義塾には「自我作古」という言葉があります。「これから自分が為さんとする事は前人未到の新しい分野であるけれども、予想される困難や試練に耐えて開拓に当たる」という意味です。このような難局に直面する時代だからこそ、主体的に世の中を導いていくリーダーシップを持った人材を育てることが慶應義塾には求められています。
他方、社会はいま新型コロナウィルスという未曾有の事態に向き合っており、実体経済も大きな影響を受けるなか、経済的に困窮し不本意ながら学業が継続できない学生が多く出ていることは慶應義塾も例外ではありません。
しかし、私たちが慶應義塾の伝統である社中協力の精神のもと、この難局を共に乗り越えるためにお互いを支え合うことがきっと次の時代の慶應義塾を築いていく大きな一歩となるはずです。
私たち1997年三田会として、これからの時代を「自我作古」の精神を以って切り拓いていく学業・人物ともに優れた塾生のために、学びの志を経済面から支える奨学制度を設立すべく寄付事業を行いたいと考えています。

1.「卒業25年記念事業」とは?

慶應義塾には、卒業後25年経った塾員を卒業式に招待するという1953年から続く大切な伝統行事があります。後輩たちの門出を祝福するだけでなく、社中の輪を広げ、絆を深めるというのがその目的です。そして私たち1997年三田会は、この行事をきっかけに、以下を卒業25年記念事業の3本の柱として活動します。

  • 強固な同期ネットワークを再構築するための「1997三田会会員名簿の整備」
  • 同期の絆を深める卒業式以来の「大同窓会の開催」(内容や形態については検討中)
  • 慶應義塾に対する社中協力の一環としての「後輩の塾生を支援する奨学制度(など)のための募金」

また、卒業25年目を迎える塾員が大学の卒業式に招待される、という慶應義塾の伝統があります。2022年度の慶應義塾大学卒業式には慶應義塾から私たち1997年三田会が招待を受ける予定です。その場では、先輩塾員が60年近く積み重ねてきた卒業25周年事業を塾及び新たに塾員となる卒業生を含めた関係者に伝え、塾員としての新たな節目を同期同士で共にする場にもなります。(卒業式の日時や形式については今後塾側と確認を行います。)

<先輩方が卒業式に招待された際のイメージ>
現役生の卒業式に同席して25年前を思い出した後は、同じ時期を一緒に過ごした仲間と記念写真を。

卒業式後の「塾員招待会」では、塾長はじめ塾関係者も参列されます。
懐かしい仲間との再会や新しい出会い、かけがえのないひと時を味わい尽くしてください。
この記念すべき日を中心に、1997年三田会では以下の記念事業を展開してまいります。

大同窓会の開催
記念事業の締めくくりとして、大同窓会の開催(内容、形式については検討中)
奨学資金の寄付
後輩塾員を支援する募金
塾員名簿の整備
1997年三田会の全塾員の名簿整理
記念誌の発行
25周年記念事業として記念誌の発行(未定)

1997三田会は、25年の節目に際し、一人でも多くの仲間と旧交を温め、絆を深めながら、同窓の輪を広げるとともに、我々のできることとして奨学金資金の寄付という形で後輩たちのバックアップ、塾への恩返しをできればと考えています

2.なぜ同期で集まるのか?

人生の折り返し地点にいるいま、再びみんなで集まり、お互いの絆を再確認し、思いを共有することで、これからの人生をより豊かにするきっかけにもなるはず。そして、塾への恩返しとして、後輩たちに伝統と希望を繋いでいくために力を合わせる。卒業25年記念事業は、三田会において卒業50年とともに代々継承されている最大の事業イベントと位置づけられているのです。
そのため、2022年3月(予定)に行う大同窓会に向けて、これから学部・ゼミナール・部活動やサークルなど大小様々な同期の再開の機会を開催し(当面はwebを活用したものになると思いますが)、一人でも多くの同期に参加していただき、このコロナ禍でも出来る範囲で同期の絆を再確認し、また同じ時代を過ごしている仲間との新しい出会いの機会を生んでいくこともできれば、と考えています。
つまり、それまでの期間すべてが「卒業25年のイベントイヤー」なのです!

3.何のために募金するのか?

慶應義塾では、学生を塾生、卒業生を塾員と呼び、これに教職員を合わせたのが一つのカンパニーであり、福澤先生はこれを「社中」という言葉で表現されました。目的を共有する者の集まりという意味が込められたのが「社中」です。
慶應義塾を卒業した私たち塾員は、社会に出てから、先輩塾員たちが築いてくださった高い社会的評価のために大いに助けられてきた人も少なくないのではないでしょうか。また、会社・地域など様々な三田会に所属し、その集まり(社中交歓)に顔を出すなかで、先輩塾員たちから色々な形でサポートしてもらった人もいるでしょう。慶應義塾に「入社」するということは、一生涯にわたり三田会のネットワークを自分の味方につけられることを意味します。だからこそ、自分たちも後輩たちのためにできることをやる使命がある、と思うのです。
現在、慶應義塾は、価値観が大きく変わる激動の時代の中、福澤先生の創業の精神に立ちかえり、 世の中の流行などに惑わされず主体的に世の中を導いていくことのできるリーダーシップを持った人材を育てることが強く求められています。その大きな力となるのが、「社中」協力の精神。社中の協力体制は、慶應義塾がパブリックスクール (義塾)として150年以上にわたり成長を重ねてきた原動力なのです。私たちは、自分たちのできることとして、後輩の塾生のために学びの志を経済面から支える奨学制度のための募金を行いたいと考えています。

4.私たちは何をするの?

お願いしたいことは3つあります。

  • まずは1997年卒の名簿を整備させて頂きたいと思いますので、皆さんの各種情報を各自で下記のリンクよりご入力をお願い致します。「名前、学部、メアド、電話番号(任意)、部活、ゼミ、サークル等」。(https://1997mitakai.jp/member/user/regist/
    今後、様々な同期会のご案内や、塾後輩支援のための寄付趣意書、および卒業式への招待状などを皆さんに送付させていただくためにも、名簿整備にご協力をお願いいたします。今後、様々な同期会のご案内や塾後輩支援のための寄付趣意書および卒業式への招待状等を送付するための名簿整備にご協力をお願いします。
  • この記念行事は、1997年卒の同期全員に参加していただきたいと願っています。そのためにも是非、 声掛けに協力して頂きたいのです。それぞれが声を掛けて、また声を掛けられた人が新しい人に声を掛ける…。この繰り返しで同期の輪をつなげていくしかありません!そのために学部・クラス・サークル・ゼミ・体育会・会社・地域・出身校という枠組みで声掛けを網の目のように実施していきたいと考えています。その網の目をできるだけ細かくするためには、組織だって一斉にやる必要があります。できればその組織に名前を連ねて、開催までの動きを実行委員と共有して一緒にやって頂けたら助かります!
  • 新型コロナウィルスの影響に関しても状況がまだまだ読めない中、同期の皆さんの事情をお伺いしながらではありますが、沢山の中小イベント(オフライン・オンラインでの全体同期会、学部同期会、クラス・サークル・ゼミ等の各種同期会など)を企画開催していけるように方法やタイミングなども検討していきたいと思っています。積極的に参加するとともに、沢山の友人たちを誘ってください!!

5.今後のスケジュールは?

  • 2021年 5月8日(日)に「キックオフ同窓会」をウェブ開催(開催済み)
  • 2022年 3月23日(水) に「慶應義塾大学卒業式」慶應義塾より招待(予定)
  • 2022年 9月24日(土)に「大同窓会」を都内ホテル東京にて開催(予定)

6.募金は絶対?

慶應義塾の社中協力の精神に賛同頂き、是非ともお願いしたいのですが、まずは同期のお仲間を増やしていただき、その絆を広げていくことにご協力をお願い致します。
そのうえで趣旨にご納得いただけるようでしたら、是非募金をお願いします。募金の詳細につきましては、追ってご連絡をさせて頂きます。

塾生注目!

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